月例会「新年射会」

太陽光の恩恵を肌で感じる
　阪神神淡路地震発生から丸15年を迎えた、1月17日恒例となったJFAAの月例会「新年」射会が、佐倉FACで２８名のエントリー一で開催された。当日の天候は、空は抜けるばかりの青空だったが、日本全土を覆う寒波の影響で限り無く寒い。現場に到着、車から降り立つと寒気で意識とは関係なく思わず体が丸まる。年が改まっての初射会とあって、集まった選手達は賀詞交換と今年に賭ける意気込みでライバルを牽制しあう。
　９時５０分、斉藤理事長の挨拶で開会式が始まる。開会式では『年間賞・ベストオブアーチァー』の表彰が行われれ、小松（BB/横浜FA同好会）中野（JR/横浜FA同好会）尾幡（CP/アスカ）内山（RC/射友会）の4氏に『記念品』が授与された。
　１０時１０分集合写真撮影後の組分け抽選で引き当てたポストに散り、競技会はスタートする。1番〜4番ポスト間は木立ちが無い為、5cm位の霜柱を踏み締め凍えながらの移動だった。田圃に配置された7番〜9番ポストは随一陽が射し、束の間の日光浴を楽しみ体温の回復が計れた。体温の回復なった体は、林間ポストへの移動に拒否反応を起こしていた。兎に角震えながらの前半を終え、クラブハウスに戻って来ればそこには”佐倉”をホームコースとする”親箭組”メンバーさんによる「鳥汁」の接待があり、選手達の冷えた体を暖めてくれた。加えて静岡から参加の青木・杉本両氏差し入れの「苺」も選手達を喜ばせ、昼食休憩の時間を和ませていた。ご馳走様でした。御礼申し上げます。
　１２時３５分役員の号令で離れたくない日だまりから、後半ポストに移動競技会は再開される。気温が若干上がったのか、「鳥汁」の効果か前半に比べ寒さは和らいだ感じだったが、今年一年を占う筈のスコァーは一向に伸び無いもどかしさに、妬けぎみの私でしたが、他の選手達はとうだったんだろう。戦跡詳細は上記の一覧表で想像頂くとして、事故なく１４時前後に全員がコースアウト。
　１４時２０分に閉会式開始、成績発表・表彰では、射場オーナーである"旭鶴酒造"の製品が副賞として採用され、入賞者各位に授与された。そして射場オーナーからは「８月２２日に射場オープン３５周年大会を開催します。当日は今日と違い目茶苦茶暑い筈ですが、大勢の参加をお待ちしています。そして当日迄に練習場を始めコースの一部を改良しますので、期待して下さい」との挨拶があり、射場から提供された『特別参加賞の酒粕』と、土産用に買い入れたお酒を車に積込み１４時４０分頃散開となった。
<関野 記>